webデザインって何から勉強すればいいの?
最近よく見るWEBデザイナースクールやSNSなどの教材は種類が多すぎて、
どのように勉強していくのか疑問に思っている人は多いかと思います。
技術を勉強するのは簡単だけど実際に稼げるデザイナーになるにはどうすればいいの?
デザインの勉強をする前に知っておくべきことはこの5つ!
必要とされるデザイナー像を理解してから
勉強していく事が重要だよ!
① デザイナーはどんな仕事をするのか?
デザイナーは主にクライアントの要求に応じて、デザインコンセプトを考案し、
クリエイティブな視点と専門知識で魅力的なデザインを実現することが仕事になります。
webディレクター、UI,UXデザイナーの違いとは?
Webデザイナーは視覚的な要素をデザインし、Webディレクターはプロジェクト全体を統括します。
UIデザイナーはユーザーインターフェース(ユーザーが使いやすいような視覚的デザイン)UXデザインはユーザーエクスペリエンス(ユーザーがサイトの訪れUIによって得る体験)を改善し、ユーザーが製品やサービスを使う際に感じる快適さや使いやすさを最大化するための設計や戦略を行います。webサイトのより専門的な知識が必要になります。
それぞれ収入にも差があるので「webデザイナー収入事情」ゆくゆくは専門的な知識も学んでおくといいかと思います。
② デザインは何から勉強するのか
デザインはまず「レイアウト」、「色と配色」、「タイポグラフィ」の基礎から勉強します。
その他に学校ではデザインの歴史や色彩心理学、デッサンなど細かく学ぶ事が多いですがこの3つは特に重要です。
基礎を学ぶ方法はデザインスクール、オンラインスクール、本、動画サイトなどコンテンツなどがあります。
独学のwebデザイナーにはデザインの基礎が出来てない人が多く、他者と差別化をする為にも基礎をしっかりと勉強できる方法が望ましいです。その為にも基礎から勉強できる方法を選びましょう。
基礎を勉強するのにはデザインスクールが一番ですが、時間やお金が必要になりなかなかハードルが高いかと思います。
そこで、独学でも勉強できるオンラインでの学習方法を紹介します。
独学でも習得できるオンライン学習サービス
ここで紹介するサイトは授業単位で自分が選べる学習サイトです。勉強する量やカリキュラムを自分で選択できるので無理なく勉強する事ができます。
Udemy(ユーデミー)
講師や学びたいことをを自分で選べるオンライン学習サイト。授業ごとの価格が設定されています。Benesseが運用しており授業のクオリティも高くおすすめです。
Schoo(スクー)
スクーは生放送授業が無料で学べます。実際に活躍してるデザイナーが講師に教えてくれるのでより実践で学ぶ事ができます。月額980円で8000本の動画を見放題なので隙間時間を活用するのにぴったりです。
その他にも無料で学べるサイト
Adobe Creative Cloudチュートリアル:Adobeが運営するソフトが動画で学べるサイト。
chot.design:無料でゼロから教えてくれるサイトです。正直ここまで無料で勉強できるのはすごいです!
coliss:CSSやUIに関することを丁寧に教えてくれてるブログです。
③ プロが使っているツール
実際にデザインの現場で使われてるツールです。
最近はAdobe のソフトにもAI機能が追加されたりととても進化が早いので日々勉強することが大切です。
AdobeCCはデザイナーの使用率が高いですが、有料になるのでまずはcanvaやAdobe Expressなどのオンラインデザインツールで試してみるのもいいかと思います。
Adobe Creative Cloud(有料)
(Photoshop(写真編集・画像加工)、Illustrator(ベクトルイラスト・ロゴデザイン)、InDesign(印刷物デザイン)、XD(UI/UXデザイン)など多数)
グラフィックデザイン、ウェブデザイン、イラストレーション、印刷物デザイン、UI/UXデザインなど、さまざまなデザイン分野に対応した包括的なツールセットです。私も10年以上はお世話になっています。
Canva(無料)
(オンラインデザインツール)
テンプレートやアセットが豊富であり、非デザイナーでも利用しやすいくソーシャルメディアポスト、プレゼンテーション、ポスター、名刺などを作成できます。AIによる画像生成もできて無料でここまで使用できるのはとてもありがたいアプリです。
Canvaの登録がまだの方、これから使用する方もこちらの記事を参考にしてみてください。
Adobe Express(無料)
(オンラインデザインツール)
Canvaと同じくAdobeが運営する無料のオンライデザインツールです。
Figma(無料)
(クラウドベースのUI/UXデザインツール)
Figmaは共同作業が容易で、リアルタイムでプロジェクトを共有できるため、チーム作業やプロトタイピング、ユーザーテスト、デザインシステムの管理にも適しています。Figmaも多くのデザイナーが使ってます。シバは仕事によってAdobe XDと使い分けてます。
Sketch(無料)
(macOS向けのベクトルベースのUI/UXデザインツール)
SketchはモバイルアプリやウェブアプリのUI/UXデザインに特化しており、多くのプラグインが利用可能です。デザインシンボルやスタイルガイドの管理が得意です。
Procreate(有料)
( iPad向けのデジタルペイントおよびイラストツール)
Procreateはアーティストやイラストレーターに向けた優れたデジタルアートツールで、筆圧感知に対応し、多彩なブラシとレイヤーを使って簡単にイラストを制作できます。2000円買い切りでこの機能はとても得感があります。手描き文字などイラストを制作する時に使ってます。AdobeCCのFrescoも同じようなアプリで便利です。
最近プロクリエイトのアニメーションが制作できるアプリ「Procreate Dreams」が発売されました。こちらもこれから期待のアプリです。
選択肢は目的や個人の好みによって異なるため、自分のニーズに合ったツールを見つけることが重要です。AdobeCCも無料期間があるので一度使ってみるのもいいかと思います。
④ 仕事を獲得するまでのステップ
仕事を受注するにはどのようなデザインが得意なのか、技術、経験はどれぐらいあるのかを見せるためにポートフォリをはとても重要です。
ポートフォリオとは自身の活動や作品を集めた作品集です。
pdfで作成してる方もいますが、ネット上で制作する方が見てもらいやすいのでおすすめです。
まだ実績がない人は架空のデザインを制作して載せる事もありますが、できれば実績を載せる方がいいでしょう。まずは小さな案件から始めていきます。
無料のポートフォリオ制作サイト
BRIK PORTFOLIO
foriio
Behance
世界中のクリエイターが集まるAdobeが運営するクリエイター向けSNSサイト。世界のトレンドが発見できるので見てるだけでも楽しい。
Adobe Portfolio
Adobe CCをお使いの方はこちらも便利です。自身のホームページのように簡単にポートフォリオサイトが作成でき、ドメインも変更できます。
クラウドソーシングは複数の個人や企業がオンラインプラットフォームを通じて仕事を依頼するサービスです。
できれば実績は数が多い方が信頼してもらいやすいのでまずは小さい案件からこなしていく事が大切です。クラウドソーシングは案件数が多く簡単にこなせるのでまずは登録をする事をおすすめします。
初心者おすすめ人気のクライドサイト
ランサーズ
案件数200万件。日本ではじめてクラウドシーシングをはじめた会社。
クラウドワークス
会員数480万人の日本最大級のクラウドソーシングのサイト。
ココナラ
ココナラ は少額の案件が多いのでちょっとしたすきま時間や実際の業務を通して感覚をつかむ事にもおすすめです。
Xやインスタグラムなどのアカウトを作って実績や作品をアップしていきます。そのほかSNSは同業者とのコミニケーションに役立つので横のつながりもできやすいです。
まずは小さい案件をしてポートフォリオに載せる事を何度がこなしたら、次に少し大きめの案件をこなし、ポートフォリオを充実させていきます。その繰り返しで実績を積んでいきます。
実績が増えたら、ポートフォリオには自分がやりたい方向性のデザインを多く載せるようにします。そうすると自身が得意なデザインの仕事が自然と増えていくのでスキルアップが期待できます。
⑤ webデザイナーの収入事情
日本のWEBデザイナーの平均年収は340万円(2023年10月31日時点「求人ボックス給料ナビ」調べ)全体の給与幅が279〜739万円と差があるのでスキルによって年収に差が生じることがわかります。
一方Webディレクターの仕事の平均年収は約499万円(2023年10月31日時点「求人ボックス給料ナビ」調べ)でUIデザイナーの仕事の平均年収は約594万円デザイナーよりも高い事がわかります。
UIデザインやWebディレクションができる勉強方法を視野に入れておくといいかと思います。
まとめ
近年webデザイナーの需要増しており、まだまだ人材不足は感じています。シバはディレクションをするのでデザイナー探すことがあるのですが、クラウドサービスにはたくさんの初心者webデザイナーを見かけます。
そこで同じようなデザインのポートフォリオを出してくる人が多いという事にすごく驚きました(恐らくどこかのスクールの卒業生なのかな?)これはなかなか差別化しないと難しそうだなと思う事が多々あったのでこの記事を書いてみました。
細かい事は書ききれなかったのでそれはまたの別の機会に記事にしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます^ ^